2023年05月22日
室内でソーシャルスキルトレーニングを行いました。
今回は「自分とは異なる他者を受け入れる事」をテーマに話し合いました。
まずは、ワークシートを使って自分の長所や短所を書き出し、自分自身を振り返りながら自分の性格を再認識しました。
その後、自分が思っている長所や短所を周りのお友達はどう思っているのか話し合いました。
「〇〇ちゃんは自分のことを怒りん坊って言ってるけど、みんなはどう思う?」と聞くと、「そう思わない」と首を横に振っていました。
自分の性格を振り返るとともに、お友達が自分の事をどう思っているのかを知りました。
「人それぞれに性格や個性があるということ」「自分ができる(できない)からと言って相手もできる(できない)とは限らない」ことを伝えました。
イラストを見て「こんな場面でどんな言動をするか」を話し合うグループもいました。
下のイラストは、
みんながお砂場をしているとこに、1人の女の子がやって来て「一緒に遊びたいな…」と思っているけどなかなか言えない場面です。
「みんながこの女の子だったら、なんて言ったらいいかな?」と聞くと、「いれて」「いっしょにあそぼう」「砂場したいな」など色んな意見が出てきました。
「反対にみんながお砂場で遊んでいる人だったら、この女の子にどんな言葉を掛けるかな?」と聞くと、「いれてって頑張って言って!」と答えるお友達がいました。
そのお友達は自分が”いれて”と恥ずかしがらずに言えるからそのように思ったのかもしれません。
「でもこの女の子は恥ずかしくて"いれて”が言えないのかもしれないね」と伝えました。
恥ずかしがらずに言える人もいれば、言えない人もいる。
自分とは違う他者の性格を受け入れながら関われるようになったらいいなと思います。
投稿者
スタッフ