2024年01月19日
お天気が良い日は公園でルールのある活動をしていますが、この日は雨が降っていたため、室内活動に取り組みました。
取り組んだ活動は「仲間あつめ」です。
「仲間あつめ」とは、複数のカードから1枚ひいて、自分と同じカードを持つお友達を探すという活動です。
カードごとにお題があり、例えばお題が「虫」の場合、子どもたちに引いてもらうカードには「てんとう虫」「カマキリ」「カブトムシ」があります。
「てんとう虫」を引いた人は、「てんとう虫」のカードを持っているお友達を探しに行きます。
その時に、「こんにちは。私は〇〇(名前)です。何の虫ですか?」と聞く事をルールとしました。
この活動の目的は「お友達を探す時に、お友達に話しかけたり、コミュニケーションの練習をすること」です。
最初はコミュニケーションを取るのが恥ずかしいお友達や、うまく言葉で言えないお友達がいましたが、
指導員が「〇〇って言ってみよう」とヒントを出すと、だんだん自分の言葉でコミュニケーションを取っていくようになりました。
自分と異なるカードだったら「ちがうね」と言ったり、同じカードを見つけた時には「同じだね。仲間だね」など、その場にあった言葉でコミュニケーションを取っていました。
お題を変えて何度か取り組みましたが、最後には仲間を見つけるのがとても早くなりました。
自分から話しかけたり、コミュニケーションを取る練習を積み重ねる事で、普段の生活でも自然と言葉が出てくるようになったらいいなと思います。
投稿者
スタッフ